愛媛区切り打ち歩き遍路15日目(2012/11/06)

5時半起床で、掃除やら朝のお勤めをこなして6時半出発。8時ごろ、いざ横峰寺というところで実家から叔父が亡くなったとの電話が入る。突然の出来事で驚きつつも、その日のうちに帰ればよいとのことだったので、とりあえずそのまま山を登り、正午ごろ六十番の横峰寺に到着、標高750m。
ふもと辺りから歩き遍路のおっちゃんたちと並走する形になり、意識して一緒に歩いたわけではないが、結果として一気に登れた。十二番の焼山寺の時もそうだったが、険しい山寺になるとお大師様が人間の姿を借りて来てくれるようだ。

叔父に届けと、鐘も余分に突かせてもらった。

横峰寺は寒かったので、早めに下山。下りもきつい山道だったが、一瞬だけ風景が開ける場所で後光が差してた。

下山して六十一番の香園寺に参拝、相変わらずコンサートホールみたいな本堂。

撮影していいよと言われたので、ホールのご本尊を撮影。

続けて六十二番の宝寿寺を参拝、八十八札所の中で唯一(たぶん)、納経開始が8時からだったり、12時から13時まで昼休憩をするお寺。

そのまま札所近くの伊予小松駅から鈍行で伊予西条へ、伊予西条から特急で岡山に出て、新幹線で名古屋まで一気に帰る。まさかの帰還であった。